お知らせ
注文住宅では、うっかり思い込んでしまい、
後悔するケースがたくさんあります。
ここでは、実際にあった、勘違いしやすい事例をご紹介いたしますので、
参考にして頂けましたら幸いです。
1,標準仕様だと思い込んでいた
これは非常に多いです。
カップボード(食器棚)は最初から標準で付いていると思ったら、
オプションだった。
など、モデルハウスはオプションてんこ盛り状態ですので、
「何が標準で、どこからオプションなのか」
これを契約前にしっかり確認しましょう!
2,耐震等級3相当の勘違い
3相当は3ではありません。
構造計算した結果、耐震等級2のこともあれば、耐震等級1のこともあり得ます。
また、地震保険の割引きを受ける為の「証明書」ですが、
これは有料で発行されます。
無料で自動的に付いてくると思われている方も多いですが、
費用はハウスメーカー・工務店によりけりです。
3,長期優良住宅はメリットが必ずあると思い込んでいた
長期優良住宅の仕様は、標準仕様の会社とオプション設定の会社があります。
また、長期優良住宅はメリットのある方と、メリットの少ない方がいます。
借入額や年収によっては、申請費用の方が高くなる可能性もあります。
全ての方にメリットがあるわけではありません。
メリットのある方の目安:借入が4,000万以上、年収700万以上
□長期優良住宅のメリット
1,住宅ローン控除の対象となる借入限度額が増える
一般住宅が4,000万に対して、長期優良住宅は5,000万になります。
つまり、借入が4,000万以下の場合はメリットがありません。
又、控除額は住宅ローン残高の1%ですが、
あくまで所得税の支払い額が限度額です。
誰でも1%満額が返ってくるわけではありません。
ご年収によっては、
全額もどらないケースもあります。
2,地震保険の割引きが受けられる
長期優良住宅である時点で耐震等級2が証明されます。
耐震等級3が標準の建築会社で建築される場合はメリットがなくなります。
3,固定資産税の減税期間が2年延長される
通常、新築の戸建ての場合は3年間、固定資産税が1/2になります。
長期優良住宅の場合、これが5年間になります。
2年間分延長されますので、これは誰でも共通して大きなメリットです。
4,登録免許税が安くなる
□一般住宅の場合
保存登記が0.15%、移転登記0.3%(一戸建て)です。
□長期優良住宅の場合
保存登記0.1%、移転登記0.2%(一戸建て)です。
住宅の価格次第ですが、数万円の得です。
5,不動産取得税の控除額が増える
□一般住宅の控除額1,200万円
□長期優良住宅1,300万円
例:固定資産税評価額4,000万
一般住宅の場合 不動産取得税=(固定資産税評価額-1,200万円)×3%=(4,000-1,200)×3%=84万円
長期優良住宅の場合 不動産取得税=(固定資産税評価額-1,300万円)×3%=(4,000-1,300)×3%=81万円
3万円のメリットです。
上記の各メリットに対して、
もし検討されている建築会社さんが、長期優良住宅はオプションで費用が30万発生するとなると、
状況によってはデメリットになり兼ねません。
大切な事は、屋根材や外壁材の耐久性が高い仕様で建築することです。
30年耐久の屋根材や外壁を使用すれば、必ず長期優良住宅の認定を取らなくても問題ありません。
もちろん、長期優良住宅の認定があった方がメリットの大きい場合もあります。
ご自身の状況を見極めて判断しましょう!
その他、部屋の大きさが思ったより狭い、バルコニーの奥行きが思ったより狭いなど、
「思っていたのと違う」ことが出てくる可能性はあります。
ひとつずつ、メモを取りながら確認しましょう!
「注文住宅の相談窓口 四日市店」では、
10年間、100棟引渡しを経験した住宅営業経験者が担当いたしますので、
中立の立場でハウスメーカー・工務店のメリット・デメリットをお伝えさせて頂きます。
効率良く、良いご提案を受けられるようサポートいたしますので、迷われた際は気軽にご連絡ください。
又、各住宅会社の店長さん、トップセールスの営業さんを指名してご紹介させて頂いておりますので、
ご安心くださいませ。
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