お知らせ
こんにちは、注文住宅の相談窓口です。
住まいの快適さを大きく左右する水回りの設計は、後悔しない家づくりの重要な要素です。
今回は、トイレ、浴室、キッチン、洗面室の各エリアでよくある後悔ポイントと、
それらを回避するための対策をご紹介します。
■トイレ：機能性と快適さを考慮した設計
【後悔ポイント】
収納不足：トイレットペーパーや掃除用具の収納場所を事前に決め、棚や天袋、キャビネットタイプを検討しましょう。
水圧が弱い（タンクレス）：2階のタンクレストイレは水圧が弱い地域では不向きです。
1階にタンクレス、2階にはタンクありタイプを設置することをお勧めします。
音の問題：リビングや寝室から離れた場所に設置し、プライバシーと利便性を考慮しましょう。
窓の必要性：窓がなくても、換気扇とデザイン照明で空気と光の問題を解決できます。
窓無し派が最近は増えている傾向です。
手洗い器のサイズ：手洗いのシンクは小さいと周りに飛び散り、使いづらいですが、大きめを選ぶと水はねを防げます。
■浴室：広さと機能のバランス
【後悔ポイント】
空間が狭くないか：お子さんと一緒に入る場合やリラックスできる開放感を重視する場合、1620タイプの洗い場が広い浴室がお勧めです。
窓の有無：断熱性や防犯対策を考慮し、窓の必要性を検討しましょう。
オプションは適切か：浴室テレビやミストサウナなど魅力的なオプションがたくさんありますが、「意外と使わなくなった」など、後悔の声も多いです。
必要性をよく考慮してから選択しましょう。
カラー選び：黒色はかっこいいので男性に人気ですが、浴槽は汚れが目立つため、掃除が苦手な方は、木目調や明るい色を選ぶと良いでしょう。
また、1面のみカラーパネルが標準設定になっている会社が多いですが、3面をカラーパネルすることで、グッと雰囲気が変わります。
鏡やテーブルの必要性：使用頻度と掃除の手間を考え、必要最小限に抑えることもポイントです。
■キッチン：効率と使い勝手を最優先
食洗機の選択：食洗機の有無は日常の利便性に大きく影響します。
選択前にはメリットとデメリットを十分に検討しましょう。
天板とシンクの素材：ステンレスや人造大理石の長所と短所を理解し、適切な選択を。
ゴミ箱スペース：キッチンデザイン時にゴミ箱の収納を計画に含めましょう。
ハンズフリー水栓：手を使わずに操作できるハンズフリー水栓は、特に料理中に便利です。
コンロとレンジフードの連動：使用時の便利さを考慮し、連動機能付きを選択すると良いでしょう。自動洗浄機能のあるレンジフードや3連横並びのIHコンロも人気です。
■洗面室：朝の忙しい時間をスムーズに
洗面台の数：家族構成に合わせて洗面台を増やすことで、朝の混雑を避けることができます。
特に女性が多いご家庭では、敢えてメーカーの既製品を選ばず、ボウルや鏡を2つ設置できる「造作洗面」が人気です。
収納計画：タオルやパジャマなどの日用品の収納場所をしっかり計画しましょう。
水はね対策：壁にキッチンパネルを設置することで、水はねによる汚れを防ぎます。
コンセントの配置：使用する電化製品を考慮して、コンセントの数と位置を決めましょう。
窓の配置：採光を考慮して窓の位置を選び、操作のしやすさにも配慮します。
家づくりは計画的に進めることが重要です。
生活をイメージしながら、各水回りの配置や設備を慎重に選びましょう！
次回のブログもお楽しみに！
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