お知らせ
住宅ローンの流れを知りたい!
住宅ローンの流れがよくわからない!
というご意見をよく頂きますので、
簡単に流れをご説明させていただきます。
1,事前審査
まず最初は「事前審査」です。
これはハウスメーカーや工務店との契約前に行います。
通常は2~3つの銀行で審査をします。
事前審査のときの申込み金額は後から変更できます。
審査の目的は2つです。
1、お金がいくら借りられるか審査する
2,金利が何%になるか確認する
予想外に借りられる金額が少なかった場合、
検討するハウスメーカーを変更する必要がでてきます。
ただ銀行を選ぶためではなく、計画が問題ないかを確認する意味合いもあります。
そして金利です。
住宅ローンの金利は借りる人によって大きく変わります。
最も金利が安いのは「公務員」と「上場企業」でお勤めされている方です。
自営業や中小企業と比較すると金利や保証料が安くなります。
銀行によっても回答が違います。
A 銀行は0.5%だったけど、B銀行は0.45%の結果が出た。という事もあります。
これが2~3つの銀行で審査を出す理由です。
審査してみないとわからないのです。
審査期間・・1,2日間~7日間
2,本申込み
これはハウスメーカーや工務店と契約した後です。
本申込みするには住宅会社との「請負契約書」が必要になります。
そして、事前審査と違い、銀行を1つに決めて申込みをします。
「やっぱやめた」はできません。
申込み金額も簡単には変更できません。
時期としては、建物や外構工事などの総額がおおよそ確定したタイミングです。
審査期間・・2週間~3週間
3,金銭消費貸借契約
略して「金消 きんしょう」と呼びます。
これは銀行との契約のことです。
タイミングはハウスメーカーに「お金を振り込む1週間前」くらいです。
これは銀行によってタイミングが変わります。
4,融資実行(実際にお金が口座に振り込まれること)
基本的には「建物完成時」に融資実行されます。
ところが、、ハウスメーカーへの支払いは3分割されている場合が多いです。
例:建物2,000万の場合
建物着工時・・全体の30% 600万
上棟時(躯体を組み立てる日)・・全体の40% 800万
完成時・・残り30% 600万
銀行によっては「分割実行」と言って、その都度お金を分割して出してくれる場合もあります。
完成時しかお金がでない銀行さんの場合はどうするかというと、
「つなぎ融資」を使います。
つなぎ融資とは、この「着工時と上棟時のお金を別で借りる(つなぐ)」ことです。
完成時に全額融資された時につなぎ融資で一時的に借りたお金を返済する流れになります。
着工時から完成時までの短い期間(3~4カ月程)ですが、
つなぎ融資にも利息と手数料が発生します。
また、土地から購入される場合ですが、
土地代も「つなぎ融資」で支払うことができます。
2つ選択できます。
1,土地代をつなぎ融資で払う。(建物完成時に一括返済)
2,銀行との契約を2つにする。
契約① 建物代を借りる契約
契約② 土地代を借りる契約
2の場合はつなぎ融資をしない形ですので、
つなぎ融資の利息や手数料が発生しません。
しかし、土地を購入した翌月から土地代のローンの支払いが始まります。
建物が完成するまでの数か月ではありますが、
家賃とローンの支払いが重複することがデメリットになります。
銀行によっては、支払いが重複することを考慮して、
利息分だけの支払いで建物完成まで待ってくれるところもあります。
簡単ではありますが、
流れとしては以上になります。
銀行選びでは、金利が重要ですので、そこに注目しがちですが、
金利以外にも、「保証料」や「がん特約」などの総合的な要素で判断する必要があります。
金利は安いが、保証料が高い、がん特約が付いていない等、
総合的に判断すると選ぶべき銀行が変わってくることもあります。
金利だけに固執せず、慎重に判断しましょう。
もし迷われた際は弊社に気軽にご相談くださいませ。
「注文住宅の相談窓口 四日市店」では、
「銀行の事前審査のお手伝い」や「銀行の担当者のご紹介」もさせて頂いております。
住宅営業経験者が担当ですので、ご注意点などもお伝えさせて頂きます。
お悩みの方は気軽にご連絡下さいませ。
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